永井真理子『Life is beautiful』感想

 
かつてのオタク気質なファンをあまり好んでいなかった事を聞いたことがあったが、それに対する防御なのか、ふるい落としなのか。
11年ぶりのアルバム冒頭に旦那との恋愛→結婚を連想させる曲「私たちの物語」。ついで当時の精神状態→現在の浄化は自分の子供の誕生「Life is beautiful」。
過剰なまでのファン選別&かつてのファンにノルスタジーに浸ることすら許さない厳しいアルバム。
 
そこまで露骨かつ慎重にならんでも。
…というのは穿ちすぎた聞き方か。
つーか、まぁ、そういうファミリー愛路線行きます、なアルバムなんだな。
 
 
旦那は元バックバンドのギターの人。yuiの曲なんかも何曲か作曲してたけど、このアルバムを聴くにyui音源ギターでも参加してたっぽいな。ちょっと荒れ味なチョイハードかつ懐かしい感じが同じ気がする。
アルバムをまだ聴き込めてはいないがギター音は良い感じ。
 
かつての元気路線ではない柔らかい、しかし、あの歌声。
 
懐かしさに馴れ馴れしく近づいていったら、パシッと払いのけられた、けどそれもまた嬉しいというある意味極上な気分を味わえた。
 
かつてのファンにはおすすめですぜ、M氏。
11年前のアルバム借りっぱなしでスマン!

スクープ 感想

福山主演のスクープ感想。

 

見てしばらくしても、なんか余韻がくすぶっているので書く。

 

チャラ男を演じさせたら日本一だと思う俳優、福山。

ちなみにキチガイ男を演じたらブラッド・ピットが世界一だと思う。

独断と偏見、自分見解だが。

 

で、明るい道での挫折経験ありをかかえて今は最低な芸能カメラマンという役どころ。

女にだらしなく、下品。そこに新人とのコンビを組むことを余儀なくされ。

なんて王道。紆余曲折をへて、挫折からの回復、前をむき出したところで…。

 

やはり王道。上手くまとまった脚本。で、細かいディティールやエピソードをときに細かく、荒唐無稽に、楽しく、セクシーに、下品に、熱く描く。丁寧さと勢い、疾走感が心地よく。

 

いい脚本+役者の力。ま、良い物になるよねぇ。

 

福山すきなんだよなぁ、ということを思い出させてくれた感じ。

セリフも「キメ」を意識した物多数。モテキの監督か。やはり、上手い。

上手さに、安心してよっかかって見る側の心情なり、感情移入をいくらでも許す懐の深い作りというか、遊び的な余地を残す作品。

 

ラストシーンから、エンドロールの映像が非常によい余韻。

ココだけ何度も見たくなる。

今のところ今年1番の作品。

 

ミスチル25

ミスチル

Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25』

と、いうやつに急遽行ってきました。東京ドーム。

5万人。

あー、織田の軍勢5万とはこれぐらいの規模なのか、と。

 

最近の曲はあまりしらなかったけども、25周年記念ツアーということもあり、

古い曲も多数。なんだかんだと一通りは聴いてたなぁ、と思った次第。

なかなかに楽しめた。

 

が、桜井ってあんな喋り方だっけ??

なんか、解脱した坊さんみたいな、甘く優しい、ある意味気持ち悪い話し方だった…。

ロザーナ

哀愁を帯びつつも前向きな歌。


ロザーナ / THE YELLOW MONKEY

 

「見たような見たことのない景色」とあるが、まさにそんな感じの曲。

これぞイエモン。まさにイエモン

 

復活一発目がタイアップ付きの曲で結構イロンナトコで流れた気がするが、あれは自分には響かずだった。が、このロザーナは刺さった。

最近はこればかり聞いてる。

こーいうのがあるから、好きなんだよなこのバンド。

ねぇ、ロザーナ…。