永井真理子『Life is beautiful』感想
かつてのオタク気質なファンをあまり好んでいなかった事を聞いたことがあったが、それに対する防御なのか、ふるい落としなのか。
11年ぶりのアルバム冒頭に旦那との恋愛→結婚を連想させる曲「私たちの物語」。ついで当時の精神状態→現在の浄化は自分の子供の誕生「Life is beautiful」。
過剰なまでのファン選別&かつてのファンにノルスタジーに浸ることすら許さない厳しいアルバム。
そこまで露骨かつ慎重にならんでも。
…というのは穿ちすぎた聞き方か。
つーか、まぁ、そういうファミリー愛路線行きます、なアルバムなんだな。
アルバムをまだ聴き込めてはいないがギター音は良い感じ。
かつての元気路線ではない柔らかい、しかし、あの歌声。
懐かしさに馴れ馴れしく近づいていったら、パシッと払いのけられた、けどそれもまた嬉しいというある意味極上な気分を味わえた。
かつてのファンにはおすすめですぜ、M氏。
11年前のアルバム借りっぱなしでスマン!